●茅葺屋根(阿仁合)

小春日和の休日、愛犬を連れて散歩に出かけた。秋の気配がそこここに感じられる。僕の愛犬は『ヒメ』っていうんです。名前からして当然メス。しかしこのおてんばは、いっときもジットしていない。まぁ、そんな我が愛犬を引っ張って・・・いや、引っ張られてぶらぶらと散歩。

   

茅葺屋根の家、今ではほとんど見ることがないけど・・・・でも、よく見てみると、屋根に棒(?)がかかってる。 どう見たって梯子じゃなさそうだ。 よし、もっと側に寄ってみよう!

うわぁ〜、茅葺屋根の葺き替え作業をしてたんだ。普段は見たくても見れないものだけに、作業中のおじさんに声をかけてみた。そしたら・・・・『今から昼メシだから、後でな』ってそっけない。しかし、ここで引き下がるわけには行かない。『どこから来られたんですか?』と、僕。『角館(かくのだて)だよ』と、職人さん。 

そう言えば、今では葺き替え職人さんの数が減って、昔ながらの茅葺屋根を保存するのも大変だって聞いた事がある。それにしても角館からとは・・・・ここから50kmも南に行ったところ。知るひとぞ知る、みちのくの小京都と呼ばれる町だぞ。いつか出かけてみたいと思っていた町だけど、やっぱり歴史のある町だけに、こういった職人達さんも、しっかり存在しているんだな〜などと妙な感心をしながら、愛犬と共に帰ってきました。


 ●八森海岸


 今日もあまり天気はパッとしないけど、出かけてみよう。今日の目的地は八森海岸。ここは民謡「秋田音頭」にも唄われている、ハタハタの漁で有名な海岸である。この8月に予定しているキャンプ地も、この海岸だ。テント設営場所の下調べと、世界自然遺産「白神山地」への入山方法の調査も兼ね、そして毎週土曜と日曜に開かれていると言う「八森観光市場」へ訪れて、うまい魚を調達しようと、欲張りなプランで出発した。片道1時間半のドライブである・・・

 家を出たのが10時頃。国道105号線を一路北上して、国道7号線を目指す。約30分ほどで、7号線沿いにある「きみまち坂公園」に到着。正式名称は「秋田県立きみまち阪自然公園」である。ここは明治天皇が東北巡行の折に、皇后からの手紙を待ちわびた場所として、「きみまち阪」の名前が付けられたそうである。

 ところが、行ってみたのはいいけれど、どこが入り口なのかわからない・・・・小高い丘のふもとに立派な観光案内図があったけど、どうも分かりずらい。まぁ、ここが目的地じゃないし、ちょっと買い物をして、オサラバしました。 あ、付け加えますが、この「きみまち阪」があるのは、秋田県の二ツ井町。毎年全国から、恋文を募って「恋文コンテスト」をやっているそうですよ。

 さて、国道7号線を東に走り、こんどは能代を目指す。そう、高校バスケットで有名な能代工業高校のあるところ。能代に入ったら、すぐに右に進路をとり、再び北上する。海岸沿いの道ではなく、裏道(?)を行くこと15分。面白い看板を見つけた。「ポンポコ山」なるものがあった!


どうやらタヌキが居るらしい・・・・写真では見にくいけど、看板の一番上に、ようこそポンポコ山へと書いてある。

 こんな山道を走っていると、何が出てきてもおかしくないかな?10分ほど走ったところで、かなたに白神山地の山並みがうっすらと見えてきた。



    

 梅雨真っ盛りと言うだけあって、本当に天気が悪い。残念残念。と〜〜くの山並みが見えるかな?写真で分かるように、白神山地は海岸からすぐのところが、ふもとになってるんだよ。

しばらくすると、目的地の八森町に入った。とにかく「八森観光市場」へと向かった。プ〜ンと磯の香り・・・いいねぇ。 ちょうどこの日は「イカ祭り」というのをやっていて、建物の外でイカの網焼きをお客様に振舞っていたんだ。 当然いただき!ウマイ!口をモグモグさせながら建物の中に入ったら、いきのいいイカが発泡スチロールの箱に入れられ、20杯ほどで1000円なり!  






 ここで、イカ、マグロ、タラコ、筋子などを仕入れて、またまた北上。8月に予定しているキャンプ地の下調べである。       


 ここ、いいと思わない?僕はかなり気に入ってしまった。この灯台の下にテントを張ることに決めました!この写真を撮っている僕の後ろが、下の写真。

ここならウニやサザエ、アワビが間違いなく捕れる!8月が待ち遠しいなぁ。


この後、白神山地への入山方法を調べるために、「ぶなっこランド」と言うところを訪れてみた。案内役の女性が親切に説明してくれたところによると、お勧めは車で30分くらい入り込んでから、徒歩40分で「二ツ森」という頂上の一つを目指すというコース。このコースは小学生くらいでも無理のないコースだということで、大変参考になりました。この夏は子供達も連れて挑戦してみようと思ってます。  

 情報をタップリ仕入れて、帰りはママに運転を代わってもらい、ノンビリとしかも大満足で帰ってきました。



 ●後生掛温泉


 あいにくの曇天。朝8時30分、レガシィーを駆って一路南へ走る。後生掛け温泉は、秋田県と岩手県にまたがる十和田八幡平国立公園の秋田県側のふもとにある。昔からの湯治宿ということで、以前から一度は訪れてみたいと思っていた温泉である。

 峠を一つ越えると、西木村に入った。そこからさらに東に方向を変えて、二つ目の峠越えに入る。曲がりくねったワインディングロードを走ること30分。眼前にコバルト・ブルーの湖面!人造湖『宝仙湖』が飛び込んできた。


 さすがに6月、新緑の緑が素晴らしい!宝仙湖を右に眺めながら、今度は北上。道中の景色は抜群で飽きる事が無い。途中に知るひとぞしる『玉川温泉』がある。(帰路、立ち寄る事になるが・・・)15分ほど走ると、今は無料で通行できるようになった『アスピーテ・ライン』の入り口にたどり着いた。この道路は、秋田県から岩手県に続く山越えの観光道路である。

 うっかりスピードを上げると、曲がりきれないような急カーブの連続で、気が抜けない。しかし、あまりの景観の素晴らしさに、ついわき見運転をしてしまいがち・・・スピードを殺して、登坂すること10分。目指す後生掛け温泉に到着。


 湯煙漂う谷あいに、想像したよりもモダンな建物が違和感無く立っていた。ここを訪れる客は、湯治が目的という人が多く、滞在期間も1週間以上が大半で、長い人は1ヶ月以上も逗留しているとか・・・時期も時期、タケノコ狩りを楽しみながらの湯治と洒落込んでいる客も多いという。

 早速温泉にザップ〜ンとつかりたいところをグッと我慢して、ひとまず車に戻りさらに登坂を続け、十和田八幡平国立公園の頂上へ向かう事にした。頂上と言っても、後生掛け温泉からわずか10分ほどで到着する。徐々に周囲の視界が広がり、はるか遠くの山並みが一望出来るようになってきた。と・・・あっ、雪だ!6月というのに、まだ雪がある・・・しかもスキーを楽しんでる人もいる!うっひゃ〜すごい!





                  

  

 とおくに岩手山を眺めることもできて、大満足で再び後生掛け温泉へ下る。もちろん、この後心休まる温泉にザップ〜ン!大浴場でのんびりした後、露天風呂、ドロ湯、打たせ湯、スチームバス・・・ たっぷり温泉を堪能しました。湯治場ということで、年配の客が多いのかと思ってたけど、若いカップルの多い事多い事。温泉ブームはまだ続いてるんだねぇ。

  ☆この続きは、また今度。